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NETPAC賞受賞!

第80回ヴェネチア国際映画祭にてワールドプレミア上映を行った『ほかげ』が、NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞しました!

1990年にアジア各国の良質な作品や優秀な若き映画製作者を世界に広めるために設立された国際団体であるNETPAC(正式名称 Network for the Promotion of Asian Cinema)。NETPAC賞は、同団体の審査員により選ばれ、最優秀アジア映画賞として世界の60以上もの映画祭に設けられています。ヴェネチア国際映画祭にてNETPAC賞が授与されたのは、ジャ・ジャンク―監督『プラットホーム』(00)、ババク・パヤミ監督『1票のラブレター』(01)、ゲラ・バブルアニ監督『13 ザメッティ』(05)に続き4度目で、日本人監督の受賞は初となります。

 

◆塚本監督コメント
生まれたばかりで、まだどんな反応かわからないこの映画に対して、最初の評価みたいなものをいただけてホッとしました。1番にスタッフに伝えたいです。

◆審査員長ザキール・ホセイン・ラジュ氏コメント
第80回ヴェネチア国際映画祭にて一番感動した映画として『ほかげ』を選出しました。戦後の映画として人と人の関係が変化していく様子を映画的に閉所な空間で衣装やセット、メイクなどで見せていく。このような映画はあまり観たことがありませんでした。